一年前の今日
ちょうど一年前に、家族でリレーマラソンに出場しました。私たち家族4人と妻の姉夫婦とその弟さんの合計7人で参加しました。ハーフマラソンを2kmずつタスキをつなぎながら交代で走りましたが、アンカーを務めたのは長女でした。学校の持久走でよく走れているようでしたので、父が伴走すれば、なんとか行けるだろうと思ってましたが、会場で周りに人がたくさんいる中で走ることができるかどうか不安もありました。
長女は自分が走ることになっているとは夢にも思わなかったのか、最初はとても嫌がってました。コースから外れようとしたり、「ジュース！」と叫んだりしたので、「あとでジュース買おうね」となだめながら走りはじめました。1kmを折り返すころから、ペースも落ち着いてきて走ることができ、会場のみなさんの応援のなか無事ゴールできました。家族みんな大喜びで、応援に来てくれた妻や義姉のご両親も本当に喜んでくれました。
1年前はまだ症状が出ていなかったので走ることができていましたが、おそらく腫瘍はすでにはあったと思います。長女は本当に頑張って走ったんだな、と振り返って思いました。
今年も長女の学校では持久走の練習をしています。今は歩くことも十分でないので、練習には参加できていませんが、先生がついて一緒に歩くこともあるようです。
また親子で一緒に走れる日はもうないのか、と思うととても悲しいですが、今日も家の中を頑張って歩いている長女をみると、とても励まされます。
