みわみわ に学んだ7つの習慣 第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

みわみわ に学んだ7つの習慣、続きです。
2、終わりを思い描くことから始める

 


今日、3月5日は月命日です。

長女が亡くなって4か月になります

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引き続き、父がこの記事を書いてます。


また散歩の話になります。
長女のお気に入りは駅のショッピングセンターですが、こちらが品物を選んでいる最中に、いつの間にかいなくなったりします。行方不明になったこともあるので、しっかり手をつなぐようにしていますが、振り切って突然走り出したり、奇声を発したりとなかなか買い物どころではありません。そこで私か妻のどちらかが前もって夕飯の買い物を済ませておいて、夕方長女とまた行くようにしていました。

ある日、いつものように駅の中をウロウロ一緒に歩き回りながら「大変なのに毎週、毎週よく行くよな」と思ってました。ふと「自分がもうすぐ死ぬという時に何を思うだろうか」という考えが頭に浮かんできました。


「今、この子と過ごして大変に思っているかもしれないけれど、いつかはそれができなくなる時が来るんだ。それを懐かしいと思う時が来るんだ。」と思ったのです。
 
その時は、まさか自分よりも子供の方が先に死ぬとは思ってもいませんでした。
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7つの習慣」の第二の習慣は終わりを思い描くことから始める。です


この章は自分の葬式をイメージしてもらうことから始まっています。
自分が死んだときのことを思い描き、自分が死ぬときに、周りの人からどう見てほしかったのかを思うことで、自分の人生の目的はなにかを考えます。


私たちは、毎日忙しく暮らしていますが、その忙しさが人生の目的にかなったものであるかを考える必要がある、というのがこの第二の習慣の中心テーマです。


私は長女が自閉症と分かってから、私もなるべくも子供と関わっていきたいと思ってました。しかし、実際は、仕事が忙しくて、ほとんど妻に任せきりでした。私はほぼ毎日仕事に行っており、休みのはずの土日もお昼頃まで働いていました。


けれど、この駅での体験から、時間のある時はなるべく子供と一緒にいようと思いました。そして、一昨年の11月にやっと週に一度休みが取れる職場に異動になったのですが、その直後、みわみわが脳腫瘍と診断されたのです。


大学病院での放射線療法、通院、そして自宅療養となりました。妻は仕事を辞め、長女に付きっきりでしたが、私が休みの日は妻の代わりに、自分が子供に付き添うようにしました。

私はそれまでの仕事中心の生活から、子供中心の生活をしようと心がけました。

 

もしこの子が健常児だったら、脳幹グリオーマになっていなかったら、こんなに子供に関わることはなく、私はずっと仕事人間で終わっていたと思います。

#脳幹グリオーマ

#7つの習慣